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小技の森

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Trados2014

TradosのコメントをExcelにエクスポートする

訳文に対するコメントをExcelのスプレッドシートにまとめて、成果物とともに納品するように依頼されることがよくあります。その場合、せっかくTradosに専用のコメント機能があるのに、Tradosに訳文を入力してから、Excelに移動して、作業対象ファイル名やセグメント番号を記入し、Tradosから原文と訳文をコピペして、Excelでコメントを書くという冗長な作業をしなければなりません。場合によっては、前の方のセグメントに戻って、追加でコメントを記入したり、一度コメントを付けたセグメントの訳文を直したりと、何度もTradosとExcelの間を往復する必要も出てきます。

そんな時には、Comment View Pluginを使って、Tradosに入力したコメントを納品直前に一括してExcelに出力すると便利です。

【手順】
1. 上のリンクから使用しているTradosのバージョンにあったComment View Pluginをダウンロードして、インストールします。

2. Tradosを起動し、コメントの入力されているファイルを開きます。エディタビューにファイルが表示されます。
EditorView.jpg

3. ファイルビューに移動し、上部ペインでファイルを、下部ペインで[Comment View Plugin]タブを選択します。上で選択したファイルに入っているコメントが下のペインに一覧表示されます。
FileView

4. 下のペインにある[Export Comments]ボタンをクリックし、エクスポートする項目を選択して、[Export]します。
ExportDlg

指定した項目がワークシートに書き出されます。このシートをExcelで開くとこんな感じ。
ExportFile
Target列には訳文が表示されますが、コメントをつけた部分が青の太字で表示されます。以前は対象箇所を選択してフォント色やらスタイルやらを変えていたことを考えると涙ものです(T-T) 。

※セル内の[文字の配置]の[縦位置]が[下詰め]になっています。必要に応じて、修正してください。

5. このExcelシートを煮るなり、焼くなり、好きなように加工して、成果物とともに納品します。

ぜひ、お試しください♪

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Trados Studioでロックされていないセグメントだけを表示する

Trados Studioを使用する翻訳案件で、ロックされている文節が含まれている場合があります。ロックされている文節は前後関係を把握するには、確認する必要がありますが、最終的に機械的なチェックをするときには表示させたくない場合があります。

そのような場合、Trados Studioの「フィルタ」という機能を使用すると、ロックされていない文節のみを表示することができます。

例えば、次のような色々なステータスのセグメントがあるとします。image01

1番目のセグメントのみがロックされており、ほかのセグメントは「翻訳承認済み」「翻訳却下」「翻訳中」「翻訳済み」のステータスです。

上のリボン「レビュー」から、「フィルタの表示」、「すべての分節」(デフォルトは「すべての分節」になっているはずです)とクリックして、「ロック解除」(下図では赤線で囲んであるメニュー)をクリックします。image02
「ロック解除」をクリックしたら、すでにロックされている箇所がロック解除されてしまわないだろうか…と思われるかもしれませんが、大丈夫です。こちらの環境で、上記の手順で「ロック解除」をクリックすると、以下のようにロックされた1番目の分節のみが非表示になりました。image03
わたしの場合は、ロックされた分節を含む翻訳の場合は、特に最後のチェックをするときにこの方法でロックされていない分節を表示して確認しています(翻訳の分量が多いときは、翻訳作業をするときにも利用します。ただ、文脈が見えないときがあるので、そのときはフィルタを解除しています)。

「ロック解除」のフィルタを適用した状態で訳文側をコピーすると、ロックされた分節はコピーされないので、そのままテキストエディタやWordファイルにロックされていない箇所だけをコピーすることもできます。

ちなみに、この「ロック解除」は、英語のオンラインヘルプを確認すると、英語版は「Unlocked」でした。image3

「Unlocked」と過去形(もしくは完了形)になっているのだから、せめて「ロック解除済み」にしたら少しは意味が伝わるかもしれないとも思いますが、実際には、ロックはまだしておらず解除もしていないわけなので、「未ロック」あたりが適訳なのではないか、などと考えたりもしています。

UI翻訳をしているときには、こういう画面での文脈をとらえた訳ができないのが難しいところなので、なんとも言えないのですが。

補足:上記の画面はTrados Studio 2015の画面です。

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